クラウン・ジオルガー工法(Φ250~Φ600)
概要
あらゆる推進中の事故に対応! マシントラブル等で推進不能でも、到達側から止まったマシンを飲み込むようにして回収、その後完工します。
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クラウン1600 CSS の特徴
・油圧チャック式を採用した鋼管削進機。
・溶接・ネジ切鋼管のいずれでも対応が可能。
・推進作業中、容易に管内の状況を確認できる。
・チャック力は任意に設定可能。
・推進ジャッキを管芯に配置し、高精度を確保。
・φ 2,000mm ケーシング立坑から発進が可能。
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ジオルガー CH-1011 の特徴
・最小立坑より、最大φ 1,000 〜600mm の鋼管削進が可能。最大1,600mm の鋼管削進が可能。
・クラス最強の25.1t-m のトルクと0 〜4rpm の幅広い回転数ですべての地質に対応。
・強力な油圧チャックシステムで作業の安全と労力の軽減ができる。
・各種掘削ビットの装着が可能。
ベビーモール工法(Φ40~Φ2,000)
概要
ベビーモール工法は、小型軽量で強力な推進力と回転力を備え、狭い場所(φ1,200 発進立坑内)、路上等から自由な角度で削進、枝管取付作業ができます。
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特徴
・小型軽量であるため、狭い場所での施工が容易にできる。
・特殊取付管工法により、φ250HP 既設管・φ200 エンビ既設管到達でも、全工程外部よりの施工が可能。
・軟弱土から砂岩、シートパイル、鉄筋、コンクリート、H 鋼のある場所でも切断、推進できる。
・到達既設管が、塩ビ管でも直接取付ができる。
ハードロック工法(Φ400~Φ800)
概要
岩盤、玉石・転石混じり砂礫層を、長スパン・高精度に推進する衝撃掘削鋼管推進工法です。
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特徴
・従来から困難とされていた硬質地盤(岩盤、玉石・転石混じり砂礫)を打撃力による破砕のみで掘削推進するので、岩質の変化、転石・玉石の位置に左右されることな
く長距離・高精度の施工が可能。
・先導体は、大小の主・補助ハンマー二つを内蔵し、主ハンマーの打撃方向へ管がシフトする傾向を利用して高精度な方向制御が可能。
・先導体の構造は、シンプルで強固であるため、中硬質以上の岩盤層においては、ダウンザホールハンマービットの交換により最大推進長150m の施工が可能。
・困難な硬質地盤を打撃力による破砕のみで推進、反力壁は不要。岩質の変化に左右されず、固い地盤ほど威力を発揮! 長距離・高精度な施工が可能。
・発進立坑の最小寸法は、φ 2,500mm(円形)で、既設人孔の到達も可能。また、反力壁が不要なため設置が容易であり、地上部から斜・垂直の施工も可能。
AH 工法(Φ350~Φ800)
概要
AH 削進工法は、水平ボーリング方式の一重ケーシング式で、先端に特殊メタルを装着した刃口を取り付けた推進管を推進機で回転させ地盤を掘削すると同時に、地中へさや管を圧入する工法です。普通土から砂礫・玉石層までの推進が可能です。
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特徴
・圧力水を使用しないので、地盤を緩めることがない。
・推進管端末が開放されているので、方向チェックができる。
・正逆両方向の使用が可能なので、回転による偏芯がない。
・障害物(松杭、鋼矢板、コンクリート、流木など)の切断推進が可能。
エースモール工法(Φ250~Φ700)
概要
次世代に向けての下水道など、社会インフラ関連設備の整備が進むその中で、地球環境にやさしい管推進技術が求められています。
特徴
- 地球環境にやさしい泥土圧式の掘削・圧送排土機構と独自の位置計測システムを採用。
- 軟弱地盤から岩盤までの幅広い土質条件で高精度な長距離・曲線推進を実現。
グルンドラム(衝撃圧入工法)(Φ350~Φ1,000)
概要
空圧衝撃式推進機グルンドラムを用いて鋼製さや管を推進する鋼製さや管圧入一工程工法です。
鋼管が地盤を切って推進するため、地山を傷めず土質に対する適応性が広く特に玉石、砂礫層に適しています。
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特徴
・支圧壁が不要であり、開削工法との併用が容易にできる。(簡易土留から推進可能)
・適用地盤が広く、玉石、砂礫土に強い。
・鋼管先端が開放型のため他工法との併用が可能。
ユニコーン工法(Φ200~Φ400)
道路の狭い地域でも生活環境を妨げないで施工、日本で初めての泥水式(一工程式)塩ビ管推進機です。
- 近年、下水道管渠工事は普及率の向上とともに幹線から面整備へと移行してきています。そのため、管渠の小口径化が進み、経済性、耐食性、取扱の用意さに優れる硬質塩化ビニル管の需要が拡大しました。また、過密都市部や旧市街地などの狭い場所での施工が増加する中、開削工事は交通の遮断、振動・騒音など周辺住民の生活環境に大きな影響を与えることが懸念されます。このような背景をもとに日本初の泥水式塩ビ管推進機として「ユニコーンDH-ES」は開発されました。
スピーダー工法(Φ100~Φ400)
概要
スピーダー工法は、施工の確実性と高精度施工を重視して、仮管併用二工程方式を基本としています。
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特徴
・さまざまな種類の推進管(塩ビ管、鋼管、ヒューム管、レジンコン管)の推進ができる。
・発進立坑が最小スペースで推進可能。
・二工程方式なので幅広い土質への対応が可能。
充填工
概要
充填材での流動性は充填設備および充填環境の設置・移設を「いかに少なく」できるかという施工性と経済性の両面から重要視され、常に経験を生かした最適な施工を行っています。
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特徴
・閉寒管内の滞留水などによる材料分離が少ない(不分離性)
・硬化した際に体積の収縮、ブリーディングが少ない(ノンブリーディング)
・1 つの注入口から、より長い距離を充填できる(高流動性)
・硬化水和熱が低い(低発熱性)
・適度な固化強度(材令28 日:1.0N/mm2 程度)を持つ
立坑工事
土質や地中の粘性に合わせて機械を改良するなど、立坑構築を行うためには経験と知識に裏打ちされた高度な技術が必要です。
皆様の安心と安全のために、経験豊富な技術力をご活用ください。
薬液注入工
用途
・開削底盤部の補強および止水
・土留欠損部の防護
・推進器の発進・到達防護
・ヒービング・ボイリング防止
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特徴
・機械設備が簡易(コンパクト)で狭小な場所でも施工可能。
・懸濁型および溶液型の2 種類を使い分けるためほとんどの土質に適応可能。